2023/08/26 15:10



気温28度以上、雨が降らない快晴の日に限って

なたねを天日干しする。

ぜったいに雨に濡れてはいけないから、
あらゆる天気予報、雨雲レーダーとにらめっこしながら、
3~4時間ほどお日さまを浴びるなたねたち。

1トンほどのなたねを干すと、
約10%の水分が飛んで総量も100キロほど減るとのこと。
1年を通して油を搾れるように
しっかりと乾燥させて保管します。

そして今回、特別になたねの”搾油”を見せていただきました!
やはり、実際に見ると学びがぜんぜん違う。


"暖機"といって、作業の前にしっかりと機械を動かして
温めることでなたねの油が搾りやすくなる。
なたねは9割が油分といわれ、
圧力で搾油する『一番搾り』をしたあとも
溶剤を使ってさらに二番絞りするところもあるが、

菜の花トラスト様では一番搾りのなたね油のみを使用。
だから、一つの油に対して使われるなたねの量がとてつもなく多い!
本当に贅沢ななたね油です。
(実際に搾油も体験させていただいた!なたねのナッツのようなとってもいい香りがふわ~!)

まだまだ油分の残るなたね粕は、良質な肥料として
無農薬農家や盆栽屋で使われるそう。
同じなたね粕でも、菜の花トラスト様のなたね粕では
仕上がりに違いが出るのだとか。

ちなみに、搾油機で絞ったときに、
なたね粕がパリパリの薄~いおんせんべい?
のようになると、しっかり油が搾れている状態なのだとか。
知らないことばかり、面白い。

今年分のなたね油が届いたみなさま、
ぜひ食卓で青森の香りをたのしんでください^^
まだ手元にないみなさま、少しずつ入荷していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!