試行錯誤の連続、掘ったら工場へ即直送！鮮度が旨味の決め手

「とにかく鮮度が大事なんです」

と、ハピたのの中沢さんは、ごぼうたっぷりドレッシングのおいしさの秘訣を教えてくれた。青森県十和田市にある水尻農園の土づくりからこだわったごぼうは、さわやかな香りと芳醇な旨味が特徴だ。この良さを生かすため、『収穫してから時間を置かずに、できるだけ早く加工する』ことが大切だと、中沢さんたちはこれまで数々の教訓から学んできた。

収穫期になると、ハピたののメンバーも収穫の手伝いに農地へ赴く。「農家さんも大変だから、自分たちもできることを」と、収穫をしたごぼうは自分たちも一緒に切って梱包し、すぐに加工工場へ送る。

以前、ごぼうドレッシングが完売した際、追加製造しようと収穫後保管していたごぼうを使ってドレッシングを作ったことがある。すると、不思議なことに、化粧水のような色の白いドレッシングができあがった。味もまったく違う。同じごぼうで、同じようにつくったのに、なぜ？

ごぼうは、とても乾燥しやすい野菜で、土から出た瞬間に乾燥がはじまっていく。ドレッシングとしてごぼうの旨味をまるごと味わうには、どうしても新鮮なうちの水分がたっぷりある状態でなければ理想の味にはならない。

できるだけシンプルな素材で、保存料や化学調味料を使わず、ごぼうの本来のおいしさを伝えるために、いい"食材"と、その"鮮度"が欠かせない。加工用だからといって妥協することなく、ごぼうの本当においしい部分だけを贅沢に使用する。

一人ひとりを大事にしたい、その積み重ねが信頼を生む

中沢さんが運営するハピたののコミュニティカフェは、立ち上げた当初「この場所が、みんなが"おいしい"って、笑っているイメージの場になりたいと思ってた」とおっしゃった通り、オープンから15年を経てまさに想像した場を実現している。

「とにかく、一人ひとりを大事にしたいし、お弁当一つひとつを大事にしたい。」

中沢さんは、『目の前の一人ひとりを大切にすること』を軸にこれまで活動を重ねてきた。その積み重ねが信頼を築き、大きな土台となって今の活動を支えている。

地域には、さまざまな子どもたち、さまざまな家庭がある。家族という小さな単位ですべてを解決しようとせず、地域を通して大人と子どもが関わりあいながら、それぞれの成長を支えあえるような関係を目指し、今日もできることを一つ一つ積み重ねていく。

ハピたのの『ごぼうたっぷりドレッシング』は、地域の野菜がこんなにおいしいんだということを、地域の人にもっと知ってもらいたい、という想いが形になったものだ。

おいしいものを食べると、自然とみんなが笑顔になる。つくる人も、食べる人も、大人も、子どもも、『おいしい』を通して一つになる。
このごぼうたっぷりドレッシングが、地域の『おいしい』を通して、これからもみんなの笑顔を繋いでいく。

＜商品情報＞

【名称】
分離液状ドレッシング

【原材料名】
食用大豆油（国内製造）、ごぼう、しょうゆ（小麦・大豆を含む）、砂糖、醸造酢、玉ねぎ、食塩、練りごま、寒天、唐辛子

【内容量】
300ml

【留意事項】
・直射日光を避けて常温で保存してください。
・開栓後は冷蔵庫（10℃以下）で保存して早めにご使用ください。
・収穫時期によって見た目や味わいに違いがあります。