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【もちあわ】せきさんが、種をつないで育てる穀物

¥880 税込

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▼生産者情報
奥せき
(青森県十和田市)
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ごはんと一緒に炊くと、ごはんをやわらかく、もちもち食感にする。栄養価にすぐれ、毎日のごはんをさりげなくパワーアップできる奥せきさんのもちあわ。雑穀が苦手な人でも、気にせず食べられてしまう口あたりのよさ。

まもなく90歳をむかえるせきさんが、長く農家を営みながら今も現役でつくり続ける作物たち。わが家の定番となったあわごはんは、子どももオトナもぱくぱく食べる。

【商品価格】
もちあわ 300g入り ¥880
もちあわ 500g入り ¥1,200 品切れ

※貼付しているシール記載の一部に誤りがあり、手書きの修正がございます。印字が「令和4年産」となっておりますが、正しくは「令和5年産」です。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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もづを食べだら、ねづが出る

これまでずっと農家を営んできたせきさん。米、とうもろこし、きぬさや、ゴボウ、長芋、あらゆる作物を育てる。

「長芋とゴボウは連作がだめ、同じの植えればだめです」
「コメ科(イネ科)だから、これを植えて畑を交換するの」

作物によって、おなじ場所におなじ作物を植えつづけると、生育が悪くなる【連作障害】が生じる。それを防ぐために、畑に別の作物を植える【輪作】という手法をとる。もちあわは、その輪作として栽培することがあるという。

「わたしは昔、もづを食べたら、はりものがでだの」
「もづを食べるとねづがでるみたい」

もち米を食べると、体を温めてくれる一方、体に熱を籠らせてしまうと考えられ、炎症の悪化や腫物などに影響があるとされた。もちあわは、蒸して練ればもちとなる。もち米の代わりにもちあわなら、体調も気にせず食べられたという。


「(このもちあわは)中国からきたと思う」
「ガンになった人のお母さんがどっかから見つけてきたんだか、ガンさいいってこれ植えで」

今、せきさんが育てるいるもちあわは、ガンによいといって地域の人が栽培しはじめ、種をつないできたものだ。おいしいだけじゃなく、体の健康にも一役買うもちあわ。そのおいしさは、自然界の共生者と奪いあいだ。

しじみさこずいて、みな食べる

イネ科のもちあわは、背丈の高さまで生育することもある。

「肥料はやらないの。肥料をやると皮がやわらこくなって、転ぶ可能性あるから」
「薬はかけたことないの、無農薬っちゅうやつか、あはは」

このおいしい作物を狙って、現れる刺客は”スズメ”だ。

「しじみがこずいて食べるの」

鳥も、虫も、人間も、おいしいものを狙って、地球に共生している。自然界の刺客がきても、「薬はつかったことないの」というせきさん。無農薬であることを謳うわけでもなく、それをあたりまえのごとく捉えているようだ。

皮をとるために天日干し

「乾燥させねば、くんだけるわけよ」

せきさんの育てるもちあわには、厚めの茶色い外皮があり、それらを精米するように取り除く必要がある。しっかり乾燥させないと粒がつぶれやすく、天日干しをしてしっかり水分を飛ばす。機械を使えばすぐに乾燥させられるが、せきさんはたくさん生産しないため、天日干しでおこなう。

「きれいにせばまね、手間もかかるの」

せきさんと、妹さんと、手しごとで仕上げるもちあわ。あざやかに黄色くかがやくその姿は、大量生産ではなく、自分たちのできる範囲で作物をつくり、地域にとどける役目を担っている。だれが作ったかを知ることは、今の時代どうしてこんなに難しくなってしまったのだろう。

食べるだけでなく、作り手を知ること、その背景を知ることは、わたしたちの“食べる”を体験として深く刻みこむ。あたりまえの【食べる】を、さらに尊くたのしい時間へ。

<商品情報>

もちあわ 300g

もちあわ 300g

お米と炊いて日々ごはんに

お米と炊いて日々ごはんに

<名称>
もちあわ

<内容量>
300g / 500g

<留意事項>
・開封後は袋から出して冷暗所で保管ください

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